トイレはすっきり清潔に!すぐ真似できる収納実例4選
2020/12/30
2022/03/31 / 2022/04/26
毎日何回も使用するトイレは、汚れやにおいがたまりやすい場所です。
こまめに掃除をしたほうがいいとはわかっているけど、忙しかったり、面倒くさかったりでついつい後回しにしてしまうことはありませんか。
今回は、効率的に掃除をしたいという方向けに、掃除の手順や必要な道具を解説しています。
また、おすすめのハウスクリーニングも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
トイレで発生しやすい汚れは大きく分けると4つに分類されます。
それぞれの特徴や効果的な洗剤を解説していきます。
便器の内部、手洗い場や蛇口に発生しやすく、ざらざらした白っぽい汚れが水垢です。
水垢は、水道水に含まれるミネラル分が固まったものでできています。
蓄積してしまった水垢はこするだけではなかなかキレイになりません。
水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤やクエン酸が効果的です。
尿に含まれるカルシウムが固まったもの(尿石)が黄ばみの原因です。
トイレ掃除を怠ると徐々に便器やその周りが黄ばんできます。
水垢と同様で黄ばみ(尿石)もアルカリ性の汚れなので、蓄積した汚れを取るには、酸性洗剤やクエン酸が効果的です。
水垢や黄ばみにほこりやカビなどが混ざった汚れが、黒ずみとなってあらわれます。
黒ずみはこするだけでなく、アルカリ性洗剤ののセスキ炭酸ソーダや重曹、市販の塩素系洗剤(漂白剤)を使って、丁寧に掃除する必要があります。
トイレの水を流すレバーや便器脇のボタンなど、手を触れる部分に手垢がついています。
手垢など皮脂は酸性なので、アルカリ性洗剤が効果的です。
便器の中だけでなく、壁や床も尿の飛沫で徐々に汚れていきます。
つい掃除を忘れてしまう部分や手が届きにくい部分など、さまざまな汚れがトイレットペーパーからでるほこりなどと合わさってニオイのもととなっています。
また、トイレは湿度が高く、カビが繁殖しやすいため、悪臭が発生しやすい環境です。
こまめに掃除をして汚れだけでなく、においへの対策も必要です
スーパーやドラッグストアではたくさんのトイレ掃除グッズが売られています。
どの道具を使うのが良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、まずは以下の3つの道具を用意してみてください。
この3つの道具で普段のトイレ掃除を効率よく終わらせられます。
それぞれについて以下で詳しく説明していきます。
トイレ用の洗剤は以下3種類に分けられ、それぞれ異なる効果を発揮します。
中性洗剤
軽い汚れ、普段のお掃除用に効果あり
酸性洗剤(クエン酸)
水垢、黄ばみ、尿石に効果あり
アルカリ性洗剤(塩素系漂白剤、重曹)
黒ずみ、カビに効果あり
こまめに掃除している方なら、中性洗剤だけでもキレイなトイレを保つことができます。
また、クエン酸や重曹があれば、トイレ以外にもキッチンやお風呂でも使えるので、わざわざトイレ用の洗剤を買う必要はなくなります。
「まぜるな危険」と表示されている、「酸性タイプのもの」と「塩素系のもの」は絶対に混ぜない!
混ぜると有毒な塩素ガスが発生するので、とても危険です。
洗剤に記載されている注意事項をよく読んで、正しく使用してください。
トイレ用ブラシはブラシタイプ、スポンジタイプ、使い捨てタイプの3種類がよく売られています。
それぞれメリット・デメリットがあるため、自分にあう使い方を見つけてください。
【メリット】
ブラシタイプ
頑固な汚れに強い、水切れが良い
スポンジタイプ
隅々までダイレクトに手が届く、水はねしない、比較的安価
使い捨てタイプ
衛生的、洗剤がついている
【デメリット】
ブラシタイプ
便器が傷つきやすい、水はねする
スポンジタイプ
汚れがたまる、水切れが悪い
使い捨てタイプ
コストが高い、頑固な汚れに弱い
汚れ落ちを重視する方はブラシタイプ、こまめに掃除をする方はスポンジタイプ、衛生的に使い方はスポンジタイプがおすすめです。
毎日のちょっとしたおそうじに便器だけでなく、壁や床も掃除できる優れものです。
破れにくいものや、大判のもの、香りつきのものなど多くの種類があります。
使用後はトイレに流せるので、簡単かつ衛生的に使用することができます。
トイレ掃除の方法を以下7つに分けて詳しく解説します!
①トイレ本体(便器)
②壁
③床
④手洗い部分
⑤タンク
⑥換気扇
⑦便座カバー、マットなど
まずは便器の中に中性洗剤をかけて、ブラシで汚れを落とします。
便器のフチの裏側は汚れがたまりやすいので、しっかりこすりましょう。
ウォシュレットノズルはお掃除シートで拭きます。
続いて、お掃除シートでタンクの外側、便座、便器の下や側面を拭きます。
レバーは見落としがちです。しっかり拭きましょう。
壁や床に尿が飛び散っていると、雑菌と反応して悪臭の原因になります。
特に男性がトイレを使う場合、広範囲に尿の飛沫が飛んでいます。
雑菌の繁殖、臭いの元になるので、お掃除シートを使って拭きましょう。
壁と同様、ホコリと飛び散った尿で雑菌が繁殖しやすい場所です。
お掃除シートを使って拭きます。
特に、便器と床の境目は汚れがたまりやすいので注意して拭きましょう。
手洗い部分の汚れはほとんどが水道水に含まれるミネラル分が付着してできた水垢です。
酸性洗剤やクエン酸で水垢を柔らかくして、スポンジでこするときれいになります。
しかし、汚れを長い間放置していると洗剤だけでは落ちないことがあります。
頑固な水垢には、サンドペーパーで削ってキレイにする方法もありますが、トイレに傷をつけることになるので注意しましょう。
便器を掃除してもすぐ汚れてしまう、においが解消されない場合、タンクの中が汚れていることが考えられます。
タンクの内側や蓋の裏に黒カビが発生している可能性あり、それがトイレを流すときに便器に流れているのが原因です。
タンクの中を掃除すれば解消しますが、タンク内の掃除にはいくつかの注意点があります。
タンク内を掃除する際は、工具を使ってトイレの止水栓を回して締めます。
また、レバーを回して水を抜くと掃除がしやすくなります。
タンク内は中性洗剤をつけたスポンジでこすり、細かいところは歯ブラシを使ってきれいにしましょう。
なかなか手を出しづらい換気扇の掃除。
換気扇は掃除をしないと、ほこりがたまって空気の吸い込みが悪くなり、においや湿気がこもってしまいます。
掃除方法は、まず換気扇のカバーを外し、ほこりを掃除機で吸いとり、ウエットティッシュで拭きます。
換気扇内はウエットティッシュで拭く程度にとどめておきましょう。
内部のファンは取り外せないタイプもあり、説明書などで事前の確認が必要です。
取り外し可能な内部のファンの掃除をする場合は水洗いをしたのち、しっかり乾燥させましょう。
最後に、便座カバー、足元のマットなど布類です。
これらの布類は、皮脂や飛び散った尿などがしみ込んで悪臭の原因となります。
そのため、こまめに洗濯して清潔な状態を保ちましょう。
洗濯の際は、酸素系の洗剤で洗濯すると、除菌や消臭の効果あるのでおすすめです。
床や棚はできるだけ物を置かず、拭き掃除しやすい環境にすることで汚れや臭いを防ぐポイントです。
これまで説明したすべての部分を毎日掃除する必要はありません。
汚れが気になる部分は気づいたときに、便器は毎日掃除、布類は毎日交換することをオススメします。
それ以外の箇所については、床、壁は週1回、タンクの中や換気扇は月1回の頻度で行うのが理想的です。
トイレ掃除の時間がまとまって取れない方、なかなかトイレ掃除に気が向かない方も多いかと思います。
ここでは、トイレ掃除を楽にするおすすめの掃除方法を3つ紹介します。
汚れに気づいたときに都度掃除をすることで、汚れを蓄積させずにキレイな状態を保つことができます。
トイレットペーパーでふき取ってそのまま流せばよいので、洗剤を使うことなく簡単に掃除が完了します。
便座を拭く、便器の外側を拭く、便器の中をブラシでこする、壁を拭く、床を拭くというように作業を細かく分け、毎日少しずつ掃除していきます。
ゆるく1日1か所掃除をするようにすることで、1回の負担が軽くなり継続しやすくなります。
最近はトイレ掃除を時短できる便利グッズがたくさん売られています。
特に、トイレスタンプはとても便利です。
便器の内側に洗剤を直接くっつけることで、汚れを防ぐアイテムです。
トイレの水を流すたびに、汚れ防止のコーティングがされるので、便器の内側をブラシで掃除する回数を格段に減らすことができます。
男性が立って用を足すと、必ず便器の周りに尿が飛び散ってしまいます。
トイレの汚れを最小限にするには、ぜひ座って用を足してもらうようにしましょう。
また、自宅に複数トイレがあり、あまり使っていないトイレがある場合も注意が必要です。
便器の中にたまっている水道水の保存期間は蛇口から出して3~5日で、それ以上は成分が劣化して菌が増えて黒ずみなどの汚れにつながります。
そのため、定期的に水を流して、汚れを未然に防ぎましょう。
トイレ掃除用のグッズをわざわざ買わなくても、自宅にあるもので代用することも可能です。
ブラシの代わりに、使い古した歯ブラシ。
普段使いのトイレ用洗剤の代わりに、台所用中性洗剤。
水垢などの掃除に適した酸性洗剤の代わりに、お酢。
このように代用できるものはいくつかあるので、洗剤を切らしてしまった場合などぜひ試してみてください。
トイレ掃除をすると運気が上がるとのうわさを聞きますよね。
実際は、科学的な証明はありません。
しかし、きれいで快適なトイレを維持し良い空間にかわることで、家庭円満や運気上昇に関係があるかもしれません。
蓄積してしまった汚れや細かい部分・手が届かない部分の汚れなどは、プロにトイレ掃除を依頼してみましょう。
そこで、トイレ掃除のおすすめ業者をまとめてみました。
市販の洗剤では落としきれない尿石汚れ、汚れを見落としがちな部分もまとめてきれいにしてくれて、一度プロに頼むことで汚れをリセットできます。
また、コーティング剤を塗布してもらうことで、その場限りでキレイになるだけでなく、数か月汚れにくくなり、自分で掃除を行う際も楽になるメリットがあります。
料金(税込) 9,900円
オプション
床ワックス塗布 1,100円
特急便 3,300円
おそうじ本舗は全国47都道府県に店舗があり、トイレ掃除を含めたさまざまなハウスクリーニングを提供しています。
依頼した次の日から3日以内にサービスを提供する「特急便」で忙しい方も利用しやすくなっています。
オプションのトイレの床をワックスすることで、毎日のお手入れをラクにすることができます。
料金(税込) 7,700円
オプション
タンク内清掃 3,850円
便器内水アカ防止コーティング 3,850円
おそうじ革命は、ハウスクリーニング業界において最安値クラスの料金で掃除ができると人気の業者です。
累計15万件以上の清掃実績で培った高い技術力や、オリジナルの環境にやさしい洗剤を使って、効率よくかつキレイに掃除することを心得ているのが特徴です。
料金(税込)
トイレ(一式) 10,230円
2帖以上の場合 2,200円/1帖あたり
ハウスクリーニングのオンは大阪に本社をおくハウスクリーニング業者です。
とにかくお客様のことを考え、寄り添うサービスを提供しています。
特徴は、基本料金(10,230円)にウォシュレットの分解洗浄や洗面台、換気扇内部の清掃が含まれていること、汚れ具合で追加料金を取られることがないことです。
わかりやすい価格表示で、隅々まで徹底的に掃除してもらえるのはありがたいですね。
トイレクリーニングが混み合う期間の前後(10月から11月後半、1月2月)は、割引キャンペーンを行っていることがあるので、ねらい目です。
毎日何回も使うトイレ。
汚れた部分を気づいたときに掃除してきれいにすることがポイントです。
毎日少しずつ掃除をして、清潔なトイレをキープしましょう。
たまってしまった汚れやにおいは、ぜひハウスクリーニング業者を利用して、トイレの汚れ・においをリセットするのも効果的です。