クリーニングの撥水加工の効果は?撥水スプレーとの違いやおすすめサービスを解説

2020/07/11 / 2020/12/28

クリーニングの撥水加工の効果は?撥水スプレーとの違いやおすすめサービスを解説




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衣類を雨や汚れから守って長持ちさせたくありませんか?

コートやジャケットをクリーニングに出すときには、オプションで撥水加工をプラスするのがおすすめです。

この記事ではクリーニングの撥水加工の効果や、撥水加工に対応しているおすすめの宅配クリーニングサービスについて紹介します。

撥水スプレーとの違いも解説するので、撥水加工をクリーニング店に依頼するか、自分で撥水スプレーを購入するかで迷っている方も参考にしてください。

撥水加工とは?防水加工との違いは?

撥水加工とは、シリコンやフッ素などの撥水効果のある成分で生地の表面をコーティングし、雨や水を弾くようにする加工のことをいいます。

似たものに「防水加工」もありますが、違いをご存じでしょうか?

防水加工は、生地に水が浸透するのを防ぐ加工のことをいいます。

生地に水をかけてそのまま放置しておいたとしても、水が染み込んでいくことはありません。

一方撥水加工は、水が付いた時点では弾きますが、水が浸透するのは防げないので、時間が経つと生地に染み込んでいくという点で異なります

また、防水加工は空気を通さないのに対し、撥水加工は空気を通し、通気性が保てるのが特徴です。

クリーニングの撥水加工と撥水スプレーの違い

「クリーニング店で撥水加工を依頼するよりも、市販の撥水スプレーを買ったほうが安く済むのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、クリーニングの撥水加工と市販の撥水スプレーでは仕上がりや効果が異なります。

クリーニングの撥水加工と市販の撥水スプレーの違いは、生地のコーティングに使うシリコンやフッ素の分子のサイズです。

クリーニング店の撥水加工の方が分子が大きいので、より高い撥水効果が期待できます。

さらに、撥水スプレーはどうしてもムラ付きしてしまいがちなのに対し、クリーニング店では大型の乾燥機を使って高温で乾燥させるので、コーティング剤が生地に平らにムラなく馴染みます

コストは多少高く付くかもしれませんが、高い効果や持ちの良さを重視するなら、クリーニング店の撥水加工サービスを利用するのがおすすめです。

撥水加工はどんな衣類に向いてる?

撥水加工はどんな衣類にでもできるわけではありません。

向いていない衣類は、撥水加工を受け付けていない場合もあるので確認しておきましょう。

撥水加工に向いている衣類
  • コート
  • ダウンジャケット
  • スキーウェア
  • レインコート
  • スーツ
撥水加工に向いていない衣類
  • ニット
  • セーター
  • シャツ
  • ブラウス

撥水加工が向いているのはコートやジャケットなどのアウター類です。

向いていないのはニットやセーターなどで、撥水加工をすると生地が硬くなり、風合いも変わってしまいます

シャツやブラウスなども汗を吸収しにくくなり、身体に貼りついて着心地が悪くなるのでおすすめできません。

撥水加工をするメリット

撥水加工を施すと、雨や水を弾くだけでなく、食べこぼしや泥はねなどの汚れも防げます

衣類のダメージや色あせも防ぐので、衣類を長持ちさせることができるでしょう。

クローゼットで保管しているときにカビが発生するのも防ぎます。

撥水加工をするデメリット

水や汚れを弾き、衣類を長持ちさせられる撥水加工ですが、デメリットもあるので確認しておきましょう。

撥水加工をすると汗を吸収しにくくなるため、シャツのように肌の上に着用する衣類には向いていません。

撥水加工は市販のスプレーよりもクリーニング店に依頼したほうが長持ちしますが、それでも半永久的に続くものではないので、洗濯するたびに効果はだんだん落ちていきます

だからといって撥水加工を頻繁にやりすぎると生地が傷みやすくなるので注意が必要です。

クリーニングに撥水加工を依頼した場合の料金

クリーニング店に撥水加工を依頼した場合の料金の目安は以下のとおりです。

ズボン・ジャケット 500~600円
コート・スキーウェア 1000円

ちなみに市販の撥水スプレーの価格は1000円前後です。

撥水スプレーの場合は、いろいろな衣類に使いまわせたり、効果がなくなったらこまめに使ったりできる点で便利です。

ただし、効果はクリーニングの撥水加工より弱く、あまり長持ちしないので、ワンシーズンに1回しっかり撥水したい場合にはクリーニング店の撥水加工がおすすめです

撥水加工に対応しているおすすめクリーニングサービス

撥水加工に対応しているおすすめのクリーニングサービスをご紹介します。

リネット

できるだけ早く、安く衣類の撥水加工を依頼したいならリネットがおすすめです。

リネットの撥水加工は、大きな乾燥機でまんべんなく熱を与えることで撥水効果を最大限に高めています。

料金は通常のクリーニング代金にプラスして、1着400円(税抜)です。

納期はプレミアム会員で最短5日後から、通常会員で最短7日後からです。

公式ページ

ネクシー

ネクシーも早く、安く衣類の撥水加工を依頼したい方におすすめです。

ネクシーの撥水加工は繊維1本1本にマクロレベルの撥水を施すことで、通気性を保ちながら水を弾きます。

料金は通常のクリーニング代金に、1着プラス700円~です。

通常のクリーニングの場合、納期は地域によって異なりますが6~10日ほどで、撥水加工を依頼するとプラス1日かかります。

公式ページ

リナビス

衣類をまとめてクリーニングに出したい場合、撥水加工をしたい衣類が限られている場合にはリナビスがおすすめです

リナビスは、衣類3点コース・5点コース・10点コース・20点コースなどがあるパック料金の宅配クリーニング店です。

撥水加工は1着に付きプラス1,078円(税込)です。

納期は通常のクリーニングの場合最短5営業日からですが、撥水加工を付けた場合もっと長くなる可能性もあるので、急ぎの場合は確認するのがおすすめです。

公式ページ

せんたく便


衣類をまとめてクリーニングに出し、すべての衣類の撥水加工を衣類したい場合にはリナビスがおすすめです

せんたく便の撥水加工は、強力な撥水力のプレミアムコーティング加工です。

通気性がよく衣類の風合いや柔軟性を損ないません。

パック料金のクリーニングサービスで、撥水加工はパック全体に利用できます。

最速パック10パック・10パックDXの場合はプラス3,000円、最速パック5パック・5パックDXの場合はプラス1,500円です

公式ページ

撥水加工をする頻度は?

クリーニング店

撥水加工は永久に続くわけではないので、定期的に行う必要があります。

では、どのくらいの頻度で行ったらいいのでしょうか。

撥水加工は洗濯によって効果が落ちるだけでなく、着用時の擦れによってもだんだん効果が弱くなっていきます。

よく着る洋服は、1、2か月に1回の頻度での撥水加工がおすすめです

あまり洗濯しない服や、頻繁には着ない服なら、1シーズンに1回の頻度でいいでしょう。

撥水加工を施した衣類の洗濯方法は?

撥水加工を施した衣類を自宅で洗濯する際にはどのようにしたらいいのでしょうか。

撥水加工をした衣類でも、基本的には洗濯表示通りの洗濯方法でOKです

撥水加工に使うコーティング剤は熱との相性がいいので、乾燥機OKの素材の場合は、乾燥機を使ったほうが撥水効果がアップします。

クリーニングと一緒に撥水加工を

コートやスキーウェアなどの雨や雪を弾きたい衣類には撥水加工をしましょう。水だけでなく汚れや生地のダメージも防げるので、衣類を長持ちさせることができます。

市販の撥水スプレーを使うとコストを抑えられますが、ムラ付きしやすく、撥水効果も弱いうえに、あまり効果が持続しません。

大切な洋服の撥水加工は、クリーニング店に依頼するのがおすすめです。

忙しくて店舗に出しに行く時間がない場合は、宅配クリーニングを賢く活用しましょう。

迷った場合は少ない枚数での依頼ならリネット、5枚以上のまとめての依頼ならリナビスがおすすめです。

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