カーテンのクリーニングの疑問を解決!料金や頻度、注意点をまとめて解説します

2020/06/28 / 2020/12/28

カーテンのクリーニングの疑問を解決!料金や頻度、注意点をまとめて解説します

意外と汚れてるカーテンですが、クリーニングやお手入れは忘れがちです。

この記事では、カーテンをクリーニングするメリットや注意点、気になる頻度、料金について解説しています。

家庭での洗濯やお手入れ方法も紹介しているので、普段からケアを行い、お気に入りのカーテンを長持ちさせましょう。

カーテンをクリーニングするメリット

カーテンをクリーニングすると以下のようなメリットがあります。

メリット
  • 部屋が明るくなる
  • アレルギーの予防になる

毎日何気なく目にするものなので、汚れが目立ちにくいかもしれませんが、カーテンはほこりや花粉、臭いがつきやすく、知らないうちにくすんでいます。

また、結露などによりカビ・ダニも発生しやすいのも心配です。

クリーニングでカーテンの汚れが落ちると、さっぱり明るい部屋になり、アレルギーも防げます。

カーテンをクリーニングする頻度

頻度
カーテンのクリーニングは、年に1~2回が目安になります。

季節が変わるタイミングでクリーニングするといいでしょう。

レースカーテンは窓に近いため、結露や外からのほこり、花粉などが付着しやすいこともあり、ドレープカーテンよりもこまめにクリーニングしたいところです。

あまり放置しすぎると汚れが落ちにくく、生地も劣化してしまうので気をつけましょう。

カーテンのクリーニング料金相場

大手クリーニング店にカーテンを出したときの料金を比較します。

1m2(100cm×100cm)あたりの料金で、600円~1000円が相場のようです。

白洋舎(税抜)
ドレープ(裏付) 600円~
ドレープ(裏なし)㎡ 450円~
レース・ケースメント㎡ 450円~
ホワイト急便(税抜)
カーテン厚(1間もの) 1200円
カーテン厚(腰高窓用) 800円
レースカーテン(1間もの) 900円
レースカーテン(腰高窓用) 700円
ポニークリーニング(税抜)
カーテン(小)タテ1.5m未満ヨコ不問 1,000円~
レース(小)タテ1.5m未満ヨコ不問 900円~

カーテンクリーニングにかかる日数

カーテンのクリーニングにかかる日数は、およそ1週間前後となっています。

カーテンのサイズや枚数、素材などによっても異なるので、正確な日数は店舗に確認してみましょう。

クリーニング中は窓に何もない状態になってしまうため、替えのカーテンを準備することも忘れずに。

当日仕上げは可能?

店舗によっては、朝のうちにクリーニングを依頼すると、当日中にしあげてくれるところもあります。

事前予約制の場合もあるため、確認が必要です。

1日で仕上げてもらえるならば、替えのカーテンを準備する必要がなく楽ちんですね

カーテンをクリーニングする際の注意点

カーテンをクリーニングするときに気をつけたいポイントを紹介します。

フックははずしておく

取り外し可能なフックはすべてはずしておきましょう。

フックの紛失や店舗によっては追加料金がかかる場合もあります。

取り外し不可のときは事前に伝えておくと安心です。

替えのカーテンを用意する

カーテンのクリーニング中に、窓に取り付ける替えのカーテンを準備しましょう。

部屋の中が見えてしまいますし、直射日光や冷気により部屋の環境がかなり変わります。

代替品の貸し出しを行うクリーニング店もあるので、探してみるといいでしょう。

汚れや破れなどの確認

カビなどのひどい汚れがある場合、通常のクリーニングでは落ちないことがあります。

そんなときは、オプションでシミ抜きを注文するのがおすすめです。

また破れなどがないか確認し、事前に伝えることで、クリーニング後のトラブルを避けることができます。

カーテンに利用したい宅配クリーニングサービス

カーテンのクリーニングは、ほとんどのクリーニング店で取り扱っていますが、枚数が多く、持ち運びが難しい場合などには宅配クリーニングが便利です。

ここでは、おすすめの宅配クリーニングサービスを3つ紹介します。

リナビス


リナビスは、職人が長い経験と高い技術でクリーニングを行う宅配クリーニング店です。

ほかでは「手間でやらない」サービスを無料でしてくれるのが特徴で、カーテンの素材や大きさに関係なく対応してくれます。

代替紙カーテンのサービスがあり、幅2m、長さ1.95mの紙カーテンを窓のサイズにカットして使用できます。

納期は、最短2週間。オプションを追加した場合は、さらに1週間かかります。

料金(税抜)
カーテンコース 5,500円
代替紙カーテン(1枚) +550円
防炎加工 +2,200円
防カビ加工 +1,155円

公式ページ

クリコム

クリコム
クリコムはリピート率72%、2万件の累計実績を誇り、創業30年以上のクリーニング店です。

一般衣類から敷物・カーテンなどのインテリア用品まで、幅広く対応していて、熟練の職人によるシミ抜きを得意としています。

納期は7~10日ですが、黒カビ取りのオプションをつけた場合、2~3週間かかります。

さらに、防炎加工つきカーテンは別途料金が必要です。

料金(税抜)
カーテン 丈+横幅 ~180cm 1,000円
カーテン 丈+横幅 ~330cm 3,000円
カーテン 丈+横幅 ~510cm 7,000円
レースカーテン 丈+横幅 ~180cm 1,100円
レースカーテン 丈+横幅 ~330cm 3,300円
レースカーテン 丈+横幅 ~510cm 7,700円
黒カビ取り(レースのみ) +2,000円

公式ページ

ダスキン


レンタルやハウスクリーニングを行う大手ダスキンでも、カーテンのクリーニングサービスを提供しています。

高さ2.5m以下のものであれば取り外し、取り付けもダスキンが対応してくれ、代替カーテンサービスも行っています。

料金(税込)

▼裏地付きドレープ

カーテン総丈 レール幅
~90 91~135
~100 2,524円 3,646円
101~120 2,805円 4,488円

▼ドレープ

カーテン総丈 レール幅
~90 91~135
~100 1,683円 2,431円
101~120 1,870円 2,992円

▼レース

カーテン総丈 レール幅
~90 91~135
~100 1,287円 1,859円
101~120 1,430円 2,288円

サービス実施地域(令和2年12月1日現在)

東京都 23区、多摩地区、小金井市、小平市、東村山市、東久留米市、清瀬市、武蔵野市、西東京市
福井県 鯖江市、福井市、越前市
三重県 桑名市、桑名郡、いなべ市、員弁郡 東員町、三重郡
奈良県 奈良県全域 (以下の地域は除く:黒滝村、川上村、天川村、上北山村、下北山村、野迫川村、十津川村、五條市大塔町)

公式ページ

カーテンの洗濯方法とお手入れ

洗濯
カーテンをクリーニングするのは年に数回ですが、お手入れを心がけることで汚れや臭いの蓄積を防げます。

ここでは、自宅でカーテンを洗濯する方法とお手入れの仕方を紹介します。

自宅での洗濯方法

自宅で行うカーテンの洗い方やポイントを解説します。

ただし、高級カーテンや長く使用しているカーテンは、生地が痛む可能性があるためクリーニングに出すのがおすすめです。

1.洗濯表示をチェック

「水洗い不可」のマークがあるカーテンは、クリーニングを依頼しましょう。

頑固なシミやカビがついてしまったものも、クリーニングしたほうがきれいになります。

家庭用洗濯機の使用がOKでも素材やデザインによっては縮んだり、風合いを損ねることもあるので注意が必要です。

2.フックをはずし、ネットに入れて洗う

カーテンフックをはずし、プリーツに沿ってたたみます。

気になる汚れがある場合は、その部分を表にし、洗濯ネットに入れましょう。

洗剤はおしゃれ着用洗剤がおすすめです。

洗い方は洗濯表示に従い、手洗いマークがあれば「手洗いコース」や「ドライコース」などを利用します。

3.脱水は短時間で

脱水時間は30秒程度で十分です。

長く脱水しすぎるとシワや傷みの原因になってしまいます。

4.カーテンレールで乾かす

脱水後、シワを伸ばし、そのままカーテンレールへ取り付けましょう。

カーテン自体の重さでシワが伸び、形を整えながら乾かすことができます。

水滴が垂れてしまう場合は、下に新聞紙やタオルを敷いて対処します。

お手入れの仕方

カーテンを長持ちさせるために、普段からできるお手入れの仕方を紹介します。

きちんと開け閉めする

カーテンを閉めたままにしておくと、部屋の臭いやハウスダストが付着しやすくなります。

毎日きちんと開け閉めすることでほこりの付着を防ぎ、生活のメリハリもつきやすくなります。

ほこりを落とす

掃除機やはたきを使って、カーテンについたほこりを落とします。

ブラシタイプのアタッチメントを使用すると吸い取りやすく、楽です。

綿や麻などの天然素材は、化学繊維よりほこりが吸着しにくいので、カーテンを選ぶときの参考に覚えておくといいでしょう。

換気する

窓を開けて換気をし、窓ガラスをこまめに掃除しましょう。

冬は窓が結露し、カーテンに水滴がついてしまうとカビの原因になります。

換気することでカーテンに部屋の臭いがつくのを防ぐこともできます。

消臭スプレーを使う

料理やペットの臭いなどがついてしまったら、市販の消臭スプレーを活用してみましょう。

素材によっては色落ちすることもあるので、目立たない場所で試してから使用してください。

まとめ

カーテンは頻繁にクリーニングをするものではありませんが、カーテンレールやフックの取り外し、取り付けをしなければならず、意外と手間がかかるものです。

枚数が多いと自宅での洗濯は時間もかかります。

宅配クリーニングなどを上手に利用して、楽に、快適なお部屋を手に入れましょう。

カーテン以外のおすすめ宅配クリーニングは以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。