エアコンの室外機の役割は?設置場所や音がする原因・対処法も解説

2020/03/10 / 2022/04/08

エアコンの室外機の役割は?設置場所や音がする原因・対処法も解説

おすすめエアコンクリーニング
おそうじ本舗
~実績197万台の高コスパ安心大手サービス~

ユアマイスター
~安価な中小業者に依頼できる~

詳細はエアコンクリーニングおすすめ業者5社!依頼する頻度や料金、安く依頼するコツをご紹介にて解説しています。

普段の生活ではあまり意識することがないエアコンの室外機ですが、実は重要な役割があります。

この記事では室外機の役割や設置場所、異音がする場合の原因や対処法について解説します。

掃除の仕方も併せて紹介するので、エアコンの室外機について疑問がある方は参考にしてください。

エアコンの室外機の役割・仕組みとは

エアコンの室内機と室外機はパイプでつながっていて、パイプの中の冷媒ガスが熱を運ぶ役割をしています。

冷房運転時は、

  1. 室内機が部屋の空気を吸い込む
  2. 室内機内部のフィン(熱交換器)で熱を取り除く
  3. 冷たい風を室内に放出する
  4. 取り除かれた熱はパイプ中の冷媒ガスに乗って室外機へ

という仕組みで室温を下げています。

一方暖房運転時は、

  1. 室外機が外の空気を吸い込む
  2. 室外機内部のコンプレッサー(圧縮機)で圧縮し、高温の気体に変化させる
  3. 室内機へ運ばれてエアコンから温かい風が出る

という仕組みで室温を上げます。

エアコンの室外機の設置場所

エアコンの室外機は、基本的には室内機を設置した真裏の地面に設置されることが多いのですが、そのほかにもさまざまな決まりがあります。

使用できる配管の長さや高低差は各メーカーにより決まっているため確認が必要です

配管は長くなるにつれて能力が低下する傾向があります。

周囲を何cm以上あけて設置したらいいかという据付スペースは機種ごとに決まっているので取扱説明書やホームページで確認しましょう

エアコンの室外機は、背面から空気を吸い込み正面から排出しています。

まわりに障害物があると、スムーズに作動せず能力が低下することもあります。

また、室外機を取り付ける地盤がしっかりしているか、壁や屋根の場合重さに耐えられるかどうかなども注意が必要です。

エアコンの室外機から音がする原因とは

エアコンの室外機からいつもと違う音がする場合は、以下のような原因が考えられます。

室外機がしっかり固定されていない

エアコンの室外機が振動でガタガタと鳴る場合、土台にしっかりと固定されていない可能性があります。

動作時に発生する振動で正常に設置されていても多少揺れるのですが、大きな音が鳴る場合は設置不良かもしれません

室外機が汚れている

室外機の内部に汚れが溜まっていると、運転効率が悪くなり、よりハイパワーで運転しようとするのでいつもより大きな音がします。

外にある室外機には、虫や枯れ葉、ホコリなどが入り込みやすいのです。

汚れが溜まっていると空気の排出がしにくくなるので機械に負担がかかり、故障の原因になることもあります

室外機が劣化している

エアコンを長く使っていると、経年劣化により室外機から音がする場合もあります。

コンプレッサーやモーターなどが正常に動かなくなっている可能性があります

室外機の掃除は必要?

節電節約のためには、室外機を定期的に掃除する必要があります。

室外機と室内機の間では、熱のやり取りのみで空気のやり取りはしていないため、室外機の汚れが室内に入ってくることはありません。

しかし、室外機に汚れやほこりがたまることでエアコンの効きが悪くなり、よけいな電気代がかかる可能性があるのです

年に1回程度でいいので室外機も掃除をしましょう。

冷房を使い始める前の5~6月、暖房を使い始める前の10~11月のタイミングがおすすめです

自分でできる室外機の掃除方法

  1. 室外機表面はほうきでサッと掃いてから雑巾で拭く
  2. 吹き出し口のホコリは歯ブラシやほうきなどを使ってかき出す
  3. 室外機裏の金属の板は変形しやすいので歯ブラシでやさしく汚れを落とす
  4. ドレンホースの出口の部分から割りばしなどを差し込んで汚れをかき出す
  5. 室外機周辺をほうきで掃除する

室内機の内部に水をかけると故障の恐れがあるので避けましょう

手の届かない内部の掃除はプロに依頼するのがおすすめです。

エアコンの室外機から異音がする場合の対処法

エアコンの室外機から騒音レベルの音がする場合、近所迷惑になりトラブルに発展することもあります。早めに対処しましょう。

防振ゴムを設置する

室外機の足元が揺れてガタガタと音がする場合、市販の防振ゴムを設置することで騒音を防ぐことができます

防振ゴムはホームセンターなどで購入可能です。

室外機を掃除する

室外機の汚れが原因でいつもより大きな運転音がする場合は、自分でできる範囲を掃除してみましょう

吹き出し口にホコリがたまっている場合は、歯ブラシやほうきなどを使ってかき出します。

室外機裏の金属の板の部分は変形しやすいので歯ブラシでやさしく汚れを落としましょう

ドレンホースが詰まっている場合は、ホースの出口の部分から割りばしなどを差し込んで汚れをかき出します。

室外機周辺のモノをどかす

室内機周辺にモノをたくさん置いてしまうと、室外機の熱が排出されず、正常に作動しないことがあります

説明書に書かれている設置スペースが守られているか確認しましょう。

植木鉢やおもちゃなどが、室内機の近くに置かれている場合はどかします。

冷房の時期は室外機に日よけを設置する

冷房をつける季節は、室外機周辺の気温が高いと室外機が吸い込む空気の温度が上がってしまいます

吸い込む空気の温度が高いと冷やすのに大きなパワーが必要になるので、日よけなどで直射日光が当たらないようにし、高温になるのを防ぎましょう。

暖房の時期は室外機の日当たりをよくする

暖房をつける季節は、室外機周辺の気温が温かいほうが運転効率がアップするので、日当たりをよくしましょう

積雪地域では市販の防雪ネットや防雪フードを付けて防雪対策をするのがおすすめです。

10年以上前のエアコンの場合は買い換えも検討

エアコンが10年以上前の古い機種の場合、部品の取り寄せや修理が不可能な場合があります。

最新機種に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

10年以上前のエアコンは消費電力が大きいので、最新機種に買い換えたほうが節約にもなります

エアコンクリーニングを依頼する

自分で室外機の掃除を試してみても状況が改善されない場合、室外機の内部が汚れている可能性があります。

室外機の内部の掃除は、素人が無理に行うと故障する可能性が高いため、プロのエアコンクリーニングに依頼しましょう

室内機も室外機も年に1度クリーニングしておくと清潔な状態で長く使えます。

室内機のエアコンクリーニングを依頼するときに、オプションで室外機クリーニングもプラスするのがおすすめです。

エアコンクリーニング業者おすすめ4選

エアコンの室外機洗浄がオプションで付けられるおすすめのクリーニング業者をご紹介します。

おそうじ本舗

実績で選ぶならおそうじ本舗のエアコンクリーニングがおすすめです。

おそうじ本舗は、エアコンクリーニング197万台の実績があり、店舗数も業界No1です。

エアコンクリーニング壁掛け(お掃除機能なし) 12,100円(税込)/1台
エアコンクリーニング壁掛け(お掃除機能付き) 20,900円(税込)/1台
エコ洗浄 1,100円 (税込)
防カビチタンコーティング 3,300円 (税込)
室外機 5,500円 (税込)
防虫キャップ 1,100円 (税込)
スチーム除菌 1,100円(税込)
特急便 3,300円 (税込)

公式ページ

おそうじ革命

安くエアコンクリーニングを利用したければおそうじ革命がおすすめです。

事前見積もりのうえ、追加料金なしなので安心して利用できます。

仕上がりに満足がいかなければ3日以内なら無料で再作業してもらえるのも安心です。

一般エアコン(横幅1m未満) 9,980円(税込)
各種機能付きエアコン 18,700円(税込)
壁埋め込み式 14,300円(税込)
壁掛大型(横幅1m以上) 14,300円(税込)
室外機 3,300円(税込)
大型室外機 9,900円(税込)
防カビ抗菌コート 2,750円(税込)

公式ページ

ベアーズ

より専門型のエアコンクリーニングを利用したければベアーズがおすすめです。

プロのクリーニングスタッフが、掃除箇所や汚れに合った専用洗剤や資器材を駆使して対応します。

家庭用壁掛けエアコン<標準タイプ一式> 14,190円(税込)
家庭用壁掛けエアコン<お掃除ロボット搭載タイプ> 21,780円(税込)
抗菌コート 2,000円(税抜)
室外機 5,000円(税抜)
防カビコート 5,000円(税抜)

公式ページ

おまかせマイスター

なるべく安くエアコンクリーニングを利用したい方はおまかせマイスターがおすすめです。

信頼と実績のある400人のプロを厳選して紹介。

トラブルがあった場合は作業から30日以内であれば最大5万円の補償付きで安心です。

通常タイプ 6,000円(税込)
お掃除機能付き 11,000円(税込)
抗菌コート 2,000円(税込)
室外機洗浄 3,000円(税込)

公式ページ

エアコンの室外機のケアも忘れずに

見落としがちなエアコンの室外機ですが、重要な役割をしています。

汚れがたまったまま放置していると、エアコンの効率が悪くなったり故障の原因になることも。

室内機のクリーニングと同じく年に1回を目安に掃除をしましょう。