エアコンのカビは放置すると危険⁉カビが発生する原因や予防法

2020/02/08 / 2022/04/08

エアコンのカビは放置すると危険⁉カビが発生する原因や予防法

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エアコンをつけたときに、カビ臭いと感じることはありませんか?

送風口から中をのぞいてみて黒い点々がついていたら、カビが発生している可能性があります。

使い続けると体調不良の原因になることもあるので、定期的に掃除をしましょう。

この記事ではエアコンにカビが発生する原因や掃除方法、予防法について解説します。

監修者

野村 慎吾
ハウスクリーニング専門店『街のお掃除屋さんCream』の代表。県や地域のお掃除セミナーや講習会などの依頼も多く、「お掃除の楽しさと魅力」を伝える活動も行っている。


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エアコンにカビが発生する原因とは

エアコンにはカビが発生しやすい条件がそろっています。

カビが発生しやすい3つの条件
  • 温度20~35度
  • 湿度80%以上
  • ホコリや汚れ

冷房をつけると、室内の空気をエアコン内に取り込み、「熱交換器(フィン)」で冷やして、冷風を放出しています。

温かい空気がエアコン内部で急激に冷やされるため結露が発生するのは避けられません。

そのため、夏場のエアコン内部は温度も湿度も高く、カビが最も繁殖しやすい環境になるのです

室内の空気をエアコン内に取り込む際に、ホコリや汚れなども溜まりやすいので、それをエサにカビは増殖していきます。

エアコンのカビを放置するとどうなる?

エアコン内部にカビが発生したまま使い続けてしまうと、室内にカビの胞子が放出されることになります。その結果、家具や寝具などにカビが移り、不衛生な状態になります。

人の体内に入ると病気の原因になる可能性もあるため注意が必要です

エアコンのカビが原因の病気には以下のようなものがあります。

  • アレルギー性鼻炎
  • 喘息
  • 肺炎

エアコンのカビの掃除方法

汚れやカビが発生しやすいフィルターや内部機器の掃除方法について解説します。

作業前に必ずエアコン本体の電源プラグを抜くかブレーカーを落として下さい。作業中にエアコンが稼働すると、思わぬケガをする恐れがあります。

フィルターの掃除方法

室内の空気をエアコン内部に取り込む際、フィルターにホコリや汚れが付きやすいので、こまめに掃除をしましょう。

フィルター掃除の手順
  1. エアコンのカバーを開きフィルターを外す
  2. 掃除機でホコリを吸い取る
  3. 中性洗剤やスポンジを使ってやさしく水洗いする
  4. しっかり乾かしてから取り付ける

送風口の掃除方法

エアコンの送風口にもカビが付きやすいのでときどきチェックしましょう。黒っぽい点々が付いていたらカビの可能性があります。

送風口の掃除の手順
  1. 送風口のルーバーを手で開ける
  2. 薄めた中性洗剤を雑巾に染み込ませて拭く
  3. 水ぶきで洗剤をしっかり拭き取る
  4. 送風運転をしてしっかり乾かす

熱交換器やドレンパンの掃除方法

「熱交換器(フィン)」や「ドレンパン」などエアコン内部の掃除は素人にはできません。

無理に分解しようとすると故障する可能性が高く、修理代や買い換え代が高くつくこともあります

エアコン内部の掃除はプロのエアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。

エアコンクリーニングは、業務用の洗剤や高圧洗浄機などを使ってエアコン内部を徹底的に洗浄します。

フィルター掃除などは自分でこまめにしつつ、1年に1回を目安にエアコンクリーニングをすると、安心してエアコンを使えます。

市販のスプレーでもエアコンを掃除できる?

「市販のエアコン掃除用スプレーでも内部の掃除ができるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、あまりおすすめできません。

掃除用スプレーを吹きかけただけでは、エアコンの内の隅々まできれいにすることはできないからです

洗浄剤がエアコン内部の金属を痛めてしまう可能性もあります。

洗浄成分がエアコン内部に残ってしまい、むしろカビのエサになってしまうことも考えられるので安易に使わないほうがいいでしょう。

カビにアルコール消毒は有効?

カビの除去といえばアルコールをイメージする方も多いかもしれませんが、エアコンの掃除に使う際には注意が必要です。

外装パネルの拭き掃除にアルコールを使うのは問題ありませんが、内部機器にはアルコールをかけないようにしましょう

過去に、エアコンの内部機器にアルコールを吹きかけて火災事故になった事例があります。

危険なため、エアコンクリーニング業者でも、エアコン内部の掃除にアルコールを使うことはありません。

エアコンのカビを防止する方法

エアコンのカビを予防する方法を3つ紹介します。

定期的にフィルターの掃除をする

エアコンのフィルターにはホコリや汚れがたまりやすいので定期的に掃除をしましょう。

フィルターにホコリがたまっていると冷房の効きが悪くなるので、設定温度を下げてしまいがちです。

設定温度を下げ過ぎると、空気が急激に冷えて大量の結露が発生してしまうので、カビの原因になります

エアコン効率をよくするためにも、1か月に1回は掃除するのがおすすめです。

こまめに部屋の換気をする

エアコン内部に入るホコリや汚れを防ぐためには、こまめに部屋の換気をするのも効果的です。

換気によって空気中に舞っているホコリや汚れを屋外に排出できます

換気をすることで部屋の湿度も下げることができます。

電源を切る前に送風運転をする

エアコンの内部クリーン機能を利用するとカビが付きにくくなります。

内部クリーン機能がついていないエアコンの場合、電源を切る前に30分くらい送風運転をすると同じ効果が得られます。

送風運転により、エアコン内部の結露や水滴が乾くので、カビが発生しにくい環境になります

おすすめのエアコンクリーニング業者4選

自分でできるエアコン掃除には限界があります。
エアコン内部までしっかりきれいにしたいときにはプロのエアコンクリーニングを利用しましょう。

おそうじ本舗

実績で選ぶならおそうじ本舗のエアコンクリーニングがおすすめです。

おそうじ本舗は、エアコンクリーニング197万台の実績があり、店舗数も業界No1です。

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定期的な掃除でエアコンのカビを防ごう

エアコン内部はカビにとって居心地のいい環境なので、どうしてもカビが発生するのを完全に防ぐことはできません。
フィルターや送風口などの自分でできるところはこまめに掃除しつつ、年に1回はエアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。